8月8日に発表した「ことでん 100 計画」の中で「平成14年度アクションプログラム(第一次)」を纏めていますが、その具体的活動経過を12月13日時点で中間的に報告します(下記のうち、グリーン文字分)。 |
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(1)8月8日付にてサービス部を新設し、専属スタッフを発令しました | |||||||||||
(2)8月8日より有人(19)駅に合計20個のご意見箱(イルカボックス)を設置し、愛称を募集します | |||||||||||
@愛称募集:合計1313通、 825種類の名前のご応募 | |||||||||||
AイルカBOXを初めとするお客様からのご意見に対して(ご意見総括表参照) | |||||||||||
(3)8月8日より利用可能の「コトデン・JRくるりーんキップ」を手始めとして企画乗車券を充実します | |||||||||||
詳細 ![]() |
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(4)全車両のワックスかけ等の定期的清掃を直ちに実施します | |||||||||||
(5)8駅のトイレの水洗化を早期に実施し、利用度の低い2駅のトイレは廃止します | |||||||||||
@お客様のご意見を伺いながら全駅の総点検を実施し、従来の8駅に4駅を追加し、トイレの改修工事を実施します。 | |||||||||||
対象とする駅:琴平線ー岡本・滝宮、長尾線ー高田・平木・長尾、志度線ー琴電屋島・八栗・志度 | |||||||||||
追加した駅:栗熊、元山、池戸、農学部前 | |||||||||||
Aお客様からの特にご要望の強い志度駅を含む8駅については優先して実施し、第1号は11月中に着工し、12月20日にはご利用いただける予定です。 | |||||||||||
なお、利用度が低く、3月より実質、閉鎖状態にある羽床・羽間については計画通りに廃止します。 | |||||||||||
B50駅すべての駅施設を総点検し、平成15年度にかけて全駅のリニューアル工事を実施します。 | |||||||||||
(6)全社員の企業人・サービス研修を早期に実施し、その中からサービスリーダーを選任して日常の指導を徹底します | |||||||||||
研修計画に基づき、第一回管理者研修(7月)に続いて8月から9月にかけて「企業人基礎研修」、10月から11月にかけて「サービス研修」を実施、真鍋社長が「ことでん 100 計画」を説明、併せて本音の論議を行いました。 | |||||||||||
サービス研修に続いて「サービスリーダー研修」を11月から平成15年2月まで実施します。 | |||||||||||
(7)お客様のご利用状況に応じたダイヤ改正を今秋に実施します | |||||||||||
(8)国の指定機関で行う車両・施設の安全診断を早期に実施します | |||||||||||
11月5日に既に着手しており、年内に安全確認をいたします。 |
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(9)特別支援決定の際の支援条件の履行状況を定期的に報告します | |||
@10月18日に沿線自治体の課長クラスの皆様に平成14年度アクションプログラム(第一次)のフォローアップ状況を報告しました。 | |||
A11月8日に再生債権者の皆様に再生計画の履行状況の報告をいたしました。 | |||
B11月21日に香川県総務委員会が視察及び栗林本社に来社され、真鍋社長から特別支援の条件履行状況を説明しました。 | |||
(10)駅を単なる乗降場としてでなく、地域と市街地を結ぶ結節点として「うるおいと憩いのある場」とするために | |||
高松市とご相談して、11月5日より栗林公園駅のスーパー建物の一部を臨時駐輪場(約60台)として開放しました。 | |||
お客様からのご要望の強い駅のバリアフリー化についても会社再生にご支援いただいている関係機関の皆様と協議してまいります。 | |||
(11)その一環として瓦町駅構内(2階)を沿線自治体等に4月より開放しています | |||
(12)今秋開業する三木町新駅(学園通り)に積極的に協力し、併せて「ステーションマスター」を委嘱します | |||
9月28日に会社と三木町の共催で「学園通り駅オープニングセレモニー」を開催し、地元の推薦により選任されたステーションマスターに社長から委嘱状の交付を行い、ステーションマスターが学園通りからの「出発式」を行い、開業いたしました。 | |||
年内には、三木町の主導で駐輪場・パーク&ライド用駐車場の整備する計画となっています。 | |||
(13)連続立体交差事業等の具体化に向けて早急に関係機関と協議を再開します | |||
国・県・高松市・ことでんによる検討会で実務的に検討を進めており、会社としては再生計画履行に支障の無い枠組みづくりをお願いしています。 | |||
(14)「ことでん」を対象とした「琴電利用促進協議会」及び「高松琴平電気鉄道を核とした公共交通活性化検討委員会」に積極的に協力します | |||
9月5日開催の検討委員会及び9月12日開催の利用促進協議会に社長が出席し、「ことでん100計画」及び実施状況を報告しました。 | |||
検討委員会の事務作業で必要な情報・統計データ等については積極的に提供しています。 |
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(15)8月8日付で経営体制を一新し、新たに執行役員制度を導入して効率的に業務を運営します | ||||
(16)8月1日付で労働協約を全面的に改訂・締結しました | ||||
(17)8月8日付で本社機能を栗林本社に一元化し、大幅な機構改革を実施します | ||||
8月8日付けで機構改革及び人事異動を発令しました | ||||
平成14年11月末現在の人員配置は正社員243名、再雇用52名の合計295名です。 (再生計画ベースは258名+65名=323名) |
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なお、総人件費(約15億円)及び一人当たり社員収入(約370万円)はほぼ再生計画通りの見込みです。 | ||||
(18)8月5日に第一次パソコン配備を完了し、IT化・システム化を推進することにより、業務処理のペーパーレス化・迅速化を加速します | ||||
既にパソコン及びプロジェクターを使用しての会議及び伝達事項のメール使用が進んでいます | ||||
(19)8月8日付で職制を大幅に見直し、シンプルな体制としました | ||||
(20)年功序列賃金体系を大幅に見直し、年度内には業績評価賃金体系を確立します | ||||
10月より管理本部長をトップとし、全社からなる検討会議をスタートさせ、平成15年度からの運用を目標に具体的検討を進めています。 | ||||
(21)超勤前提の勤務体系を、今秋のダイヤ改正に合わせ改善します | ||||
労働協約の改訂及びダイヤ改正により、中休制度を導入、時間外労働時間の圧縮を実行します | ||||
(22)新たに収益管理システムを導入し、早期に再生基盤整備を推進します | ||||
平成14年度上期決算をベースに平成14年度損益及び資金計画を作成し、併せて設備投資計画及び資金調達計画の修正を進めています。 | ||||
・平成14年度における車輌更新(3編成6両)の追加(平成15年3月に琴平線に入る予定) | ||||
当初計画の冷房車輌2両から車体カラーを一新させ、12月12日に当社のイメージキャラクターである「ことちゃん」を長尾線固有のものとしてお遍路姿で田園風景の中を走っています。 | ||||
以上の8両の冷房車輌導入で琴平線の冷房化率は現状の60%から74%に、長尾線は64%から73%に(志度線は60%)改善されます。 | ||||
・平成15年度における省力化・合理化投資(列車集中制御装置:CTC・PRC工事)の実施 | ||||
・平成16年度における駅業務のIT化投資の集中実施 | ||||
・平成17年度におけるワンマン化投資等の合理化・省力化投資の着実な実施 |
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