ことでんでは、平成14年8月の新体制発足以来、最重要課題のひとつとしてICカードシステム導入について検討を加えてまいりましたが、今般、次のとおり実施することといたしました。 (1)電車・バスの全路線(鉄道50駅、バス72両)に「ICカード乗車券システム」を導入し、平成17年2月2日よりサービスを開始します。 (2)ICカード乗車券は「IruCa」と称することとし、サービス開始と同時に一斉発売を致します。 (3)11月下旬より1ヶ月間、瓦町駅〜一宮駅間とバス5両で「IruCa」カードを使って、機器及びシステムのモニターテストを実施します。 (4)「IruCa」カード普及のため、コトデンバスが「仏生山駅〜香川町役場までのシャトルバス」を運行し、併せて12月下旬には2年3ヶ月ぶりの大幅なダイヤ改正を実施します。 1.「ICカード乗車券システム」について ことでんのICカード乗車券システムは、拡張性のある全国共通規格を採用しております。さらに、全国共通規格による電車とバスの共通利用ができるシステムとなります。 ことでんをご利用いただいているお客様はもとより、香川県民を初めとする多くの皆様に愛され、親しんでいただくために「電車もバスもスイッと〜ピッ!」をキャッチフレースとしたポスターを作成、更に、カード販売窓口にはことでんのキャラクターをあしらった看板を掲げることといたします。 2.「IruCa」カードについて 「IruCa」カードはこれまでと比べて次のような新しいサービスを実施します。 @乗れば乗るほどお得な「回数割引」、しかも1回目より割引 A高齢者と学生には更に割引率をアップ B定期券にSF機能を追加 C電車とバスの乗り継ぎは一律20円引 以上のサービス内容は平成17年2月のサービス開始に対応したもので、今後、お客様のご利用状況とご意見を伺いながら「お客様が ことでんに 乗りたくなるように」していきたいと考えております。 新しいサービスを検討するにはお客様のご意見とマーケットの動向を把握することが必要不可欠です。今後は、ICカード乗車券システムを最大限に活用し、地域公共交通機関として「地域の人々と共に生き、共に豊かで活力ある地域を創る」ために全社挙げて取り組むこととしておりますので、香川県民を初めとする皆様のご支援とご利用を心からお願い申し上げます。 なお、ICカード乗車券システム「IruCa」について、関係の皆様にご説明させていただいた資料をPDFファイルにて添付しておりますので参考にしていただければ幸いです。
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