高松琴平電気鉄道株式会社
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『近代化産業遺産』とは、我が国産業の近代化を支えた建造物、機械等について、公募方式により、産業遺産活用委員会「座長は西村幸夫 東京大学・工学博士」の審議を経て経済産業省が認定しているものです。近代化産業遺産が地域の関係者の皆様に活用されることにより、地域活性化に繋がることを目的として認定しています。
レトロ車両 120号・300号  
高松琴平電気鉄道開業時から走り続けている車両で、120号、300号は大正15年にデビューしました。
5000形520号は琴平線1070形投入に伴い昭和59年に平成10年からの長尾線・志度線600形投入に伴い、1000形100号・130号、3000形345号及び5000形510号がそれぞれ廃車となりました。
 1000形120号と3000形300号は、2021年11月3日にさよなら運転で営業から引退し、作業車両として活躍しています。
琴平線:榎井〜羽間間 土器川橋梁
土器川橋梁は、大正15年(1926)1月に琴平線の榎井〜羽間間に竣工されました。橋長は229.18mで、ことでんで最も大きな橋梁です。橋脚は石積みで作られており、記念碑性と装飾性が強調されています。鉄桁の側面に使用している「ボオル結構式四角鉄柱」は、開業当時のものです。背後に象頭山を望み、そこに鎮座する金刀比羅宮が近いことを実感させます
琴平線:滝宮〜羽床間 綾川橋梁
綾川橋梁は、大正15年(1926)1月に、琴平線の羽床〜滝宮間に竣工されました。橋長は45.31mで、ことでんで第3位の規模です。綾川が形成した深い渓谷を越えるため、橋脚・橋台はひときわ高く造られています。鉄桁の側面には、「大正十五年製造/大阪/日本橋梁株式会社」と書かれたプレートが取り付けられています。
琴平線:一宮〜円座間 香東川橋梁
香東川橋梁は、大正15年(1926)に琴平線の円座〜一宮間に竣工されました。橋長は204.19mで、ことでんで第2位の規模です。鉄桁は、橋脚は石積み(粗石コンクリート造)で、琴平線の小規模橋梁がコンクリート造であるのとは異なり、記念碑性と装飾性が強調されています。鉄桁側面の「ボオル結構式四角鉄柱」は、開業当初の架線鉄柱です。
長尾線:公文明〜長尾間 鴨部川橋梁
鴨部川橋梁は、明治44年(1911)4月に長尾線の公文明〜長尾間に竣工されました。  橋長55.72mです。当初は木橋で、大正期の後半に鉄橋となり橋脚が6本立っています。その内の中央部を除く4本は当時の石積みのままで残っています。  橋脚には、木橋時代に木の桁を支えた支保工の跡が残っています。また、竣工された当時は、路線の複線化に備えて、後で積み足せるように橋脚幅が広くとられたため、下流側が階段状になっています。
長尾線:平木〜学園通り間 新川橋梁
新川橋梁は、明治44年(1911)に長尾線の平木〜学園通り間に竣工されました。当初は木橋で、大正期後半頃に鉄桁に架け変えられました。橋脚は、明治の開業時の状態を最も良好にとどめています。  水や漂流物を受け流す流線形の輪郭と、将来の複線化による増築を見込んだ階段状の石積みのコントラストが、美しく見事です。木橋時代の支保工の痕跡や、カーネギー社製の鉄桁は、鴨部川橋梁と同じ作りとなっています。
回転変流機(平木変電所跡)
イングリッシュエレクトリック社製で、出力は500kwの回転変流機です。
電力会社の供給電力は交流の為、電車のモーターを動かすために必要な直流電気に変換する装置です。
昭和37年(1962)に国鉄から譲り受けた為、製造時期や国鉄時代の所属変電所は不明です。
当初は、志度線の屋島変電所で使用されていましたが、志度線が昭和41年に600Vから1500Vに昇圧されたのを契機に長尾線の輸送増強に対応する為、平木変電所に移設されました。主に朝夕のラッシュ時間帯を中心に使用されていましたが、昭和51年に長尾線が1500Vに昇圧された際に平木変電所とともに使用されなくなりました。
志度線:琴電屋島駅
東讃電気軌道屋島駅に始まるが、屋島登山鉄道の開業に伴い、昭和4年(1929)に現在地に移転。軒の出が浅い緩勾配のスレート屋根や、平面の凹凸を抑えた外壁が、平明でグラフィカルな外観を構成する。モダンデザインの影響を受けた瀟洒な住宅をイメージさせる駅舎は、屋島観光を支えた昭和初期の大衆文化を反映している。

 ことでんでは、地域の皆様や、さらには多くの鉄道ファンの方に楽しんでいただけるイベントを計画し、地域活性化に努めてまいります。今後も宜しくお願い致します。

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