この度、弊社オリジナル車両1000形120号、3000形300号、5000形500号が産業考古学会の「推薦産業遺産」に認定されました。この「推薦産業遺産」は、文化財として認定されていない文化財相当の遺産を推薦し、やがて文化財にして頂くために産業考古学会が独自に設けたものです。鉄道関係では、京都府の旧加悦鉄道の2号機関車や、鳥取県の旧日の丸自動車法勝寺鉄道のフ50号客車が最近の「推薦産業遺産」に認定され、とくに前者は学会、町、そして国の順で認定され、現在では重要文化財になっております。現在全国で77の認定がありますが、香川県では初の認定になります。
また、ことでんでは今年度、冷房車両を長尾線に1300形4両導入(6月末搬入予定)し、全線冷房化率100%を達成いたします。(冷房化の取り組みは昭和59年琴平線に1071・1072号を導入したのが始まりで、琴平線は平成17年度に100%を達成しております。)全線冷房化率100%を契機にこれら3両を含む非冷房車両(レトロ車両)は現役を引退しますが、今後イベント用車両として活躍する予定です。また、全国のことでんファンの方々に楽しんでいただけるイベントを計画してまいりますので、今後ともよろしくご支援お願いいたします。
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